6年ぶりにソロになったので、ブログ始めてみた

19歳(大学1年生)から付き合っていた彼と別れた。

大学時代のバイトや旅行、就活、就職、仕事・・・色々な転機を一緒に経験してきたが、どうにもこうにもお互い結論が見えてしまって、同棲していた部屋を離れ、別れることになった。


6年間も一緒にいたので、家族や友だちよりも仲良しだった人である。ただこの1年間くらい、徐々に視力が失われていくように、彼の気持ちがだんだん読めなくなってしまった。ワカラナイ。。「これまで修復できてた問題とは違う。もうだめそうだな」と気づいた瞬間、途方に暮れて悲しくなった。涙も出てしまった。突然嫌いになれたら楽なのだが。

 

ただ今回、事実(彼と別れるということ)と、それを主観的に見ている自分、客観的に見ている自分が分かれていて、客観的な自分が、冷静に主観的な自分をコントロールし始めていることに気づいた。例えば、「なぜ泣いているのだろう」「その原因は解決できるのかな」「ネクストアクションはどうしたらよいだろう」・・・といった自問自答。

「なぜ泣いているのだろう」⇒彼のことが好き、という感情が残っているから。すぐに感情の切り替えができないから。

「その原因は解決できるのかな」⇒6年間も一緒にいたので、感情が残るのは当たり前である。なので、時間が解決する類の問題。ただ解決する時間を少しでも早めるために、①なる早で物理的な距離を置く、②頭の中でリフレインする時間を意識的に減らす、という対策が必要。

ネクストアクションはどうしたらよいだろう」⇒①に関しては、別れると決心した週末に、引っ越す部屋を内覧し、即決した。ただ引っ越しまで2,3週間はかかりそうなので、大阪出張を早めて、とりあえず家を空けた。②に関しては、(3周目だが)Amazonプライムで「SEX AND THE CITY」のシーズン1&2を購入。家にいる間は常に流しておき、自分の頭をコンテンツ漬けにする。

 

昔の自分であれば、「悲しい」≒「自分はホントは別れたくないのだ」≒「もう少し彼と一緒にいてみよう」と感情だけで事実を判断し、ズルズルと付き合い続けてしまっていた。社会人で営業職について、仕事のトラブル対処で慣れてしまったからだろう。「トラブル対応ならば任せて!」と言わんばかりに、客観的な自分が出てきて、すぐに原因究明と原因に対する再発防止策を出していた。そういうとこだぞ、と彼に言われそうだけれども。我ながら随分成長したものだ、とも思う。

 

新しく1人で暮らし始めることで、感情面でもワクワクしている部分があり、まずはその前進を大事にしようと思っている。もちろん今までも楽しく過ごさせてもらっていたのだけど、何となく「私たち」が前提にあって動いていた6年間なので、「私」だけがやりたかったことがたくさん見つけられそうだ。

まずは、1人の週末によくブラブラしていた街で暮らすこと。今までよりももっと、旅行したいし、本も映画もドラマも吸収したい。そして、なかなか気恥ずかしくてできなかったブログもやりたいことの1つ。というわけで始めてみました。

 

最後に、後々の自分のためにも、今回別れることになった理由を書き留めてみる。
まず、何か具体的な問題があったわけではない。ただ恐らく自分のなかの優先順位と、相手が期待する優先順位に違いがあって、それが少しずつ見えてきてしまったのだと思う。

私はどうしても仕事に集中したかった。ただ彼はそこまで固持してほしくなかったようだ。仕事のためって言ってしまうと結構大義名分っぽくなってしまうし、なかなか彼も否定しづらくて、本音で優先順位というところを擦り合わせることができなかったのかな。

仕事に集中しすぎる私とは、カップルとしての2人暮らしはできるが、今後家族として3人以上で暮らしていくイメージが持てなかったのかもしれない。将来的には(仕事が落ち着いたら・・・と言ってしまっていたが)子どもは欲しいよ、とは伝えていた。ただ「仕事が忙しすぎて、子どもは欲しくなさそう」とキッパリ言われた。彼にとって、そのように見える私とは将来がイメージできなかったようだし、私にとっては、表面的にジャッジされている気がして彼への信用がガラガラと崩れていった。

 

恐らく特に「子どもを産んで家庭を持つ(≒母親になれるか)」ことに対して、彼は私に今の段階から準備をしていてほしかったのだと思う。今の私の働き方だと、確かに仕事と家庭の両立が難しいから。ただ私は、そういった将来の話に備えて、今の選択・優先順位を変えることはナンセンスだと思っている。将来にビクビクして、自分のチャレンジを一段階ずつ下げ続けていくなんて、そんなことできるものか。

また、彼のそういうとこだぞ、という声が聞こえてきそうだ。。